渡辺隆建築設計事務所

BLOG

07.06.2008

いつか事務所に。

雑誌「pen」7/15号は倉俣史郎さんの特集ですね。昨日、やっと本屋さんで購入しました。

この特集では、インテリアデザインから家具・プロダクトまで幅広く掲載されています。また内装
施工をしていた石丸隆夫さん、ガラス施工の三保谷友彦さんたち名匠や、横尾忠則さんなど
親交の深かった方々のエピソードなども掲載されていて、かなり濃くてお得な内容です。

私は「ミス・ブランチ」など、晩年の素材にアクリルを使った作品が好きです。
ガラスの椅子やエキスパンドメタルの椅子などもそうですが透明感・無重力感に強く魅かれます。
どれもちょっと座りにくそうなのですが、そのストイックにカタチを突き詰めていく姿勢・情熱がひし
ひしと伝わってくる作品ばかりですね。

いつか事務所に「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」とか置いてみたいですけど・・・なかなか(笑)。

本日の音楽:Counting Crows [August and Everything After] 11 Murder of One 
ボーカルのアダムの声がとても好きです。これはデビューアルバムでMr. Jonesという曲はラジオ
でもよくかかっていました。今でもコンスタントにいいアルバム出してます。

07.05.2008

靄。

今日、早朝の磐田は靄がかかっていました。

靄と霧の違いって?気象庁のHPを見ましたら、視程が1Km未満が霧、1km以上10Km未満が
靄だそうです。

朝、窓を開けて靄がかかっているのも見て、ふと出張でよく行っていた中国の重慶を思い出しま
した。重慶は毎日、霧がかかったような状態で太陽が全然見えないんですよね(大気汚染もひど
いので余計視界が悪いのですが・・・持参したノートパソコンなども拭くと真っ黒)。そんなところな
ので中国国内では色白美人が多いと有名だそうで(秋田美人のような感じ?)。

そんな重慶に初めて行ったとき
意外だったのは、自転車が全然走っていないこと。中国と言えば自転車のイメージありますよね。
でも重慶は起伏の激しい地形で、坂道が多いのであまり自転車が利用されていません。日本人
駐在員の方々が趣味や体力作りで乗っているくらいのような・・・・。ですから自転車に乗れない
重慶人も多いよう。これには、なかなか自転車に上手に乗れない子を持つ親としては、ちょっと
ホッとしましたね(曲芸が得意な国でも乗れない人がいっぱいいるということで(笑))。

あまり詳しいわけではないですが、今後も時々、重慶事情を書いてみますね。

数日前、重慶でお世話になった通訳さんから久々にメールが来ました。8月に研修で来日すると
のこと。今から再会が楽しみです。

本日の音楽:MOBY [PLAY] 01 Honey
モービーは竹下一級建築士事務所在籍時に同僚にすすめられて初めて聴きました(私が足元に
も及ばないくらいマニアックな人)。オシャレでカッコ良くて(同僚が・・じゃないですよ)ハマりました。

07.04.2008

一日のスタート。

このところ、ブログが朝更新できず申し訳ありません。このブログ、渡辺隆建築事務所の朝礼と
宣言して書いているのですが、意思が弱く・・・昼礼・夕礼に・・・。朝一番に時間がないわけない
だろ!という気持で始めたのですがイケませんね。

朝は8:00に事務所のパソコンの電源を入れ、前日を振り返りながら30分ほどでブログを書き、
頭の中の整理をしてその日の仕事を始めるという、気持ちの良い一日のスタートを目指している
のですが・・・(決して朝寝坊しているわけではありませんよ!)。

昨日のブログがやっと50回目でした。一歩一歩ですね。これからもよろしくお願いします。でも、
今日の内容でさらに自分の首を絞めているような・・・(笑)。がんばります!

本日の音楽:oasis [(What's The Story) Morning Glory?] 03 Wonderwall
オアシスはやっぱり以前紹介した1枚目とこの2枚目が好きですね。このアルバムも捨て曲なし。
ジャケットも好きですね。このころのオアシスはシングルのジャケットも素晴らしいものばかりです。

07.03.2008

現代日本的。

先週末、打ち合わせに行くため東名高速道路を走っていましたら、最新型のGTRが追い越し
車線を・・・・・・・・うーんガンダムチックなデザイン・・・です。

「ガンダムチック」
車やバイク、家電などのデザインについて、否定的な意味で使われることが多い表現ですね。
ゴツイとか子供っぽいとか直線的で多面なまとまりのない構成だとか・・・・・極めて日本的で、
海外で通用しないデザインのように批評されます。

そしてヨーロッパ的で洗練されたデザインが良いとされる風潮が・・・。

でも最近のヨーロッパ車などを見るとデザインも装備もバリエーションもかなり日本的に変化し
てきている気がします(世界が日本に追いついた?)。実際見たGTRもカッコよかったです!

アニメは世界に認められている訳ですし今の日本の文化から素直に生まれたデザイン・カタチ
を恥ずかしいと批判することもないのでは?と思えてきます(村上隆さんみたいに)。

と言いつつVWゴルフに乗っている自分・・・・。

建築の分野でもガンダムの影響受けた人(好きな人)たくさんいると思います。以前雑誌で見た
のですが世界で活躍されている建築家 阿部仁史さんの事務所にもガンプラ置いてありましたし、
米田明さんもホワイトベースという名の住宅設計してます。

ガンダムチックも褒め言葉になる?

本日の音楽:エレファントカシマシ [ココロに花を] 02 悲しみの果て
日本のロック・ポップスの世界もアメリカ・ヨーロッパありきですよね。日本的なロックってどんな
モノなんでしょう?ストレートに日本語を歌うこと?

07.02.2008

予測不能。

先日、4歳の息子がえらく落ち込んでスイミングスクールから帰ってきまして・・・。聞けば月1回の
進級テストに不合格だったとのこと。それが悔しくて仕方ない様子(進級できたらゴーグルを装着
できる級になれたんですよね(笑))。親としても残念でしたが、悔しい気持ちが芽生えてきたのが
嬉しかったですね(半年くらい前は、不合格でも笑ってましたから)。少し成長したのかな?

それにしても子供の成長は予測不能です。順調かと思えばつまずいたり、もう無理かなと思っても
急に出来るようになったり・・・。スイミングでも全然合格できなかったお姉ちゃんが2カ月連続で
合格したり、あまり心配していなかった弟が不合格だったり。

でもこういう事態は兄弟の人間関係を成長させますよね。自分が合格しても、ダメだった弟を気遣
って励ましたり、自分が不合格でも、合格したお姉ちゃんに「おめでとう」が言えたり。もちろん立場
が逆転する事もあるでしょう。そういう経験を重ねて、仲が良くて強い兄弟になっていってくれたらと
願っています。

もうひとつ。わたしの子供。ケンチクたち。この子たちの成長も予測不能。これからどんな建築に
なっていくのか私自身もドキドキしながらスタディしています。

本日の音楽:Sigur Ros [Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust] 01Gobbledigook
昨日に引き続き、今年聴いた新譜の中でのオススメ。Sigur Rosとは思えない明るい曲。ジャケット
に明るく自由な雰囲気がよく出てます。素っ裸・・・(笑)。

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