渡辺隆建築設計事務所

「00年代アルバム・ベスト20」 - BLOG

12.28.2009

「00年代アルバム・ベスト20」

今年もあと4日。

いよいよ00年代も終わりですね。

00年代・・・

70年代、80年代、90年代・・・と渡り歩いてきた(笑)なかで、私にとっては一番早く過ぎた10年だったように思います。

ネットなどの影響もあって、、、価値観が多様化して「濃い」特徴が生まれにくくて、掴みづらくなった世の中と、時間の経過が加速度的に速まってきた(笑)自分自身の年齢が、作用しあったような感じでしょうか(年齢のせいだけじゃないよね!と信じたいだけですが(笑))。

とにかく、あっという間でした。。。

音楽も言い表すのがムズカシイ。

誰もが知っているような、ビッグヒットや大スターが生まれにくい時代になりましたし・・・。

・・・が、(地味でも、無名でも、規模が小さくても)たくさんの良い作品やアーティストが生まれた(発見された、発信された、存在できた)時代でもあったのも事実→ケンチクにも言えると思いますけど。。。

作品を発表したり、自分の考えを伝えたり・・・メジャーであること、企業であること、個人であること、プロであること、素人であること・・・隔たりがどんどんなくなっていますよね。

特に「個人」の可能性や影響力は、すごく増しているように感じます。

時代の空気を象徴したような音楽が少ない分、何十年か後に聴いてもあまり古く感じない、そんな音楽が00代の音楽かもしれません。

「00年代アルバム・ベスト20」(個人的な思い出ポイントも込です(笑))

20位:Travis [ Invisible Band ] (2001)

19位:Matchbox Twenty [ Mad Season ] (2000)

18位:Dave Matthews Band [ Busted Stuff ] (2002)

17位:My Morning Jacket [ Z ] (2005)

16位:Flaming Lips [ Yoshimi Battles The Pink Robots ] (2002)

15位:Cornelius [ Sensuous ] (2006)

14位:くるり [ World Is Mine ] (2002)

13位:U2 [ All That You Cant Leave Behind ] (2000)

12位:Thom Yorke [ Eraser ] (2006)

11位:Doves [ Last Broadcast ] (2002)

10位:Wilco [ Yankee Hotel Foxtrot ] (2002)

09位:Red Hot Chili Peppers [ By The Way ] (2002)

08位:White Stripes [ Elephant ] (2003)

07位:Arctic Monkeys [ Whatever People Say I Am, That's What I'm Not ] (2006)

06位:Radiohead [ In Rainbows ] (2007)

05位:Strokes [ Is This It ] (2001)

04位:くるり [ Team Rock ] (2000)

03位Coldplay [Rush Of Blood To The Head ] (2002) 

02位:Arcade Fire [ Funeral ] (2004)

01位:Radiohead [ Kid A ] (2000)

00年代前半はロックリヴァイバルなバンドが、頑張ってました。その中でも、「ストロークス」は断トツにシンプルでカッコよかったです。

コールドプレイは、00年代のバンドの中では珍しい、世界規模で成功したロックバンドでした。

邦楽では個人的に「くるり」を聴きまくりました。この10年の間に日本の音楽シーンでの確固たる地位を確保した感じです。

レディオヘッドは00年代最初に今までのロックを覆すようなアルバム「キッドA」、後半にはネットで発表したアルバム「インレインボウズ」と、00年代を牽引したバンドでした。

10年代もいろいろ期待しつつ、楽しんで聴きたいものです(iPodの容量が心配・・・)。

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