渡辺隆建築設計事務所

05.31.2008

朝礼。

昨年末まで在籍していた竹下一級建築士事務所では、毎朝、8:30より朝礼がありました。所員が
毎日順番に全員の前で話をするんです。話の内容は何でもいいのですが、これがなかなか難しい
・・・・。加えて、気心知れた仲間の前にもかかわらずドキドキしてしまったり・・・(良い話題がみつ
からず朝礼に突入してしまったとき、特に緊張してしまいます)。でも、この朝礼、きっと良い訓練に
なっていたんだと思います。人前で話す訓練、常にアンテナをたてて物事に関心を持つ訓練など。

今は、このブログが、渡辺隆建築設計事務所の朝礼です。まだまだ話題が貧困ですが、朝礼だと
我慢して、今後もお付き合いください。

本日の音楽:奥田民生[Car Songs Of The Years] 07 月を超えろ
ドライブのお供に。このCD、今、一緒に金沢に来ています。

05.30.2008

幸せな関係。

ブログでも家づくり体験記、たくさんありますね。

私の一押しはsobachaさんの「我が家の建築奮闘記!」。sobachaさんは、私の先輩事務所、
村瀬充アトリエさんの設計で家を建てられていた方。設計中、建設中、竣工後の現在も、ずっと
ブログを書いておられます。私、先日ブログに「家づくりは大変」と書いたのですが、「我が家の
建築奮闘記!」からは、それを感じさせない、家づくりの楽しさ、ワクワク感が、ひしひしと伝わ
ってきます。読んでいて思わず微笑んでしまうほど。(特に建設中のお話、とても楽しいです。)

ここには、お施主さんと設計者・施工者の幸せな関係があるんですよね。

先月、念願かないファンとしてsobachaさんのお宅にお邪魔することができました。sobacha
さんは気さくで、楽しく、とても元気な方でした(ブログのイメージのままですよ)。お宅も、とても
心地よかったです。幸せな関係からできた幸せな家でした。

本日の音楽:Badly Drawn Boy[About A Boy] 07 Silent Sigh
さりげなくて幸せな映画の幸せなサントラ。sobachaさんにぴったり。(勝手にすみません・・・。)

05.29.2008

体験談。

家を建てる・・体験談を綴ったような本がいろいろ出版されています。私、森博嗣という作家さん
が好きで、よく小説やエッセイを読んでいるのですが、この方も自身のガレージ建設をドキュメン
タリー風にまとめて「ANTI HOUSE」という本にされています。

森博嗣さんは、大学の助教授(建築系)をされながら、小説を書かれている方(今は大学を辞め
られたそうですが)で、趣味も多彩。そんな森さんが、建築家阿竹克人さんにガレージの設計を
依頼するお話です。

設計や役所への申請や建設時の森さんと阿竹さんのメールでのやり取りがそのまま本になって
いて臨場感抜群。(予算オーバーした建築家とのやり取り、しゃくし定規な役所との対決など・・)
面白い本です。設計事務所と家を作る「一例」としても参考(誤解されそうな面もあって心配です
が・・・)になると思います。

オススメ
森博嗣さんの小説:「スカイ・クロラ」。ハードカバーは装丁がとても奇麗です。本屋さんで見てみて
            ください。(この夏、押井守監督で映画化されます。原作者・監督どちらも、そ
            こまでやるか・・・のこだわり派。どんな映像になるのか楽しみです。)
森博嗣さんのエッセイ:「森博嗣の道具箱」。理系の方向きですが、森さんのモノの見方、捉え方
            が面白いです。

本日の音楽:ARCADE FIRE[FUNERAL]  07 Wake Up
スケールが大きくて聞けば元気になる名曲です。この曲、U2がライブでオープニングSEとして使っ
ていたらしいです。

05.28.2008

施主になる。

「イワタノイエ」は自邸なんですが、数年前、この家の建設を決断した時から私、設計者でありなが
ら施主になったんです(当たり前ですよね・・・)。

施主になって・・建設中は毎日、いろいろなことが気になって仕方ありませんでした。一生に一度の
買い物ですし、自身のこだわりもあります(施主として)。普段から建物の建設に携わっているにも
かかわらず、必要以上に神経質になってしまったりして・・。施主として、現場監督さんをずいぶん
困らせました。その後、四苦八苦しながら何とか竣工。現在にいたるのですが・・・・。

完成して思ったのは、施主の苦労・大変さです。設計監理者としては、その大変さを肩代わりして
家づくりを楽しんでもらえるようにしないといけないと再認識させられました。

長年仕事していると、細かい説明や対応がおろそかになりがちです。お施主さんは、はじめての
経験なのに、設計者は仕事に慣れすぎてしまっていて・・・その溝が建設時の不信感、ストレスに
つながってしまうことがあります。

そういう意味でも「イワタノイエ」では「施主になる」という良い経験ができたと思っています。

どんな物事でも、普段の自分とは違う立場を経験することは大切ですね。中国重慶出張もそんな
経験のひとつになっています。ギョーザ事件もありましたが、あちらに行けばみんないい人です。
サッカー(2月の東アジア選手権)も日本のマスコミがひどいアウェーの中よく頑張ったというほど
悪い環境ではなかったですよ(お世辞にもマナーがすばらしいとは言えませんが・・・)。

本日の音楽:RED HOT CHILI PEPPERS[CALIFORNICATION] 11 This Velvet Glove
発売当時CDショップで流れていて、レッチリってこんなにかっこよかったっけ?と即購入してしまっ
たアルバムです。その後もいいアルバム出し続けていますね。

05.27.2008

SANAA?

今週末、金沢に行ってきます。

子供たちは、金沢に行くと、いつも「21世紀美術館、行こう!」って言うんです(私が教育した訳で
はなく)。当然、子供たちは有名な建築家SANAAが設計した美術館だとは全然知らない訳で・・・。
知ったところで「・・・・?」でしょうが。でも、21世紀美術館が好きなんです。とても楽しいみたいな
んです。

確かに、21世紀美術館には、いろいろな人を受け入れる優しさがあります。美術・芸術が好きで
なくても、居ていいんだという安心感があります(ふらっと立ち寄ることができる感じ)。

集う人が先入観なしに楽しくなったり、気持ちよくなったりする建築、いいですね。設計者が誰かな
んて、どうでもいいことです。

生まれた時から自分の街に、こんな美術館があって、無意識のうちに良い美術・建築に触れること
ができるなんて、子供たちにとっては、すばらしいことです。何の苦手意識もない頃から、自然に豊
かな文化を吸収していけたら、感性もどんどん磨かれるでしょう。

住宅でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。良い家に住んで、お子様が、ご両親の感性
・考えを無意識のうちに感じていけたら、それは最高の教育になると思います。

本日の音楽:rage against the machine[rage against the machine] 06 Know your Enemy
大学生のころはじめて聞いて衝撃を受けました。聞いたことないロックでした。教育上は・・・・?

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