「NANGA×STANLEY スタッキング真空パイント」

レッド・ホワイト・シルバー・ブラック、、、

カラーバリエーションが、事務所のコレクションの色の"くくり"にぴったりでついつい。

季節はもう夏ですし、みんなで、これでビールを飲みたいな。

絶対に美味しいと思う。

表紙がツボ過ぎて、こういう雑誌をついつい購入してしまう昭和生まれのオジサンです。

特集の1997年は25歳のとき。

コーネリアスの「FANTASMA」、電気グルーヴの「A」、洋楽ではRadioheadの「OK Computer」が発表された年でもあります（Daft Punkのデビューアルバムもこの年）。

この頃は、ラジオで解禁になったリードシングル聞きながら、アルバム発売をドキドキしながら待って、発売日前日に近くのCDショップでフライングゲットして、、、

自分の部屋に籠って1曲目から通して聴くということがお決まりのパターンでした。

あと、ジャケ買いのスリルもたくさん味わいましたよ（笑）。

サブスク全盛の今は、そんなドキドキはちょっと感じにくいかも。

でも、国も時代もジャンルも超えて、ありとあらゆる音楽をフラットに何時でも何処でも聴くことができるというのは、1997年には全く想像していなかったとんでもない「未来」。

あっという間に常態化してしまって自覚がないがないですけれど、きっと刺激はダントツに1997年以上。

少し前になりますけれど、

最近のプロジェクトを振り返りつつ事務所内勉強会。

気分を変えて、

場所は、渡辺事務所の非常勤職員、辻君の自邸。

辻君が御祖父様から受け継ぎ少しずつ改修しながら暮らしている木造家屋で、

なんと元設計は私が事務所設立前に11年間所属していた竹下一級建築士事務所です。

なんという偶然！なんという巡り合わせ！

部位ごとに少しずつゆっくりと手を加えていく手法は、

既存の建築にも、暮らしにも、優しく、

とても自然で心地よく。

完成したばかりのお風呂にも入らせてもらって、幸せな時間の経過を満喫しました。

処分するので気に入ったものがあればと声をかけていただき、古いレコードを頂きました。

前々から欲しいなと思っていたもの、アートワークが気なったものなど13枚。

最近、サブスク（Apple Music）で音楽を聴くようになってCDを買うことが急激に少なくなり、レコードにシフトしているところだったので、とっても嬉しいです。

それはそうと、

頂いたレコードの中にレーザーディスクが紛れ込んでいて、スタッフのみんなに見せたところ、

「えっ、レーザーディスクってなんですか？」

・・・

「こっちが"えっ"だよ（笑）」

と思いつつ、、、

調べてみたところ（Wikipedia）、レーザーディスクの最終プレスは今から15年前の2006年、プレーヤーの生産は2009年で終了し、アフターサービスも昨年（2020年）に終了したとのこと。

どうでもいいことだけれど、ちょっと食い下がっちゃうよ（笑）。みんなまだギリギリ知っていてもいいこちら側（ワタシ47歳）の年齢だと思うんだけどなぁ。