新しい体制。
スタッフ寺田君が、2021年4月より設計室長に就任しました。
(写真撮影は、青木遥香さん)
寺田君が渡辺事務所に加入したのは今から10年前。事務所スペースがまだイワタノイエの小さな地下室だった頃。
寺田君の加入後まもなく事務所は、「豊岡中央交流センター」などの公共建築や「Jubilo Clubhouse・Athlete Cente」などを担当させていただき、新たなフェーズに入っていきました。寺田君の方はこの10年の間に、一級建築士に合格し、公共建築や企業の建築を担当し、プライベートでは子供が生まれ、自邸を建て・・・
渡辺事務所の成長は、寺田君の成長と直結してきました。
「設計室長」は渡辺隆建築設計事務所が初めて設けたポストです。
今までの寺田君への感謝と、これからの寺田君への期待を込めて。
そんな寺田君の事は、辻君のエッセイ 「川の向こう側で建築を学ぶ日々」の第5回「設計事務所を支える番頭ポジション」でも取り上げられています。まだ読んでいない方は是非読んでみてください。
本日の音楽: Soundtrack [ Tenet ] 07 747
寺田君は、ノーラン監督の映画が好きで、音楽はボーカルの無い音楽が好き。多分、ロックやポップスにはあまり興味がないと思われるのですけれど、、、10年間ワタナベの趣味趣向に付き合ってくれている優しい人間です。
イノベーションファクトリーの完成。
浜松三方原のオフィス+ファクトリー「ヘルツ電子株式会社 本社」 が竣工しました。
跳ね出したバルコニーは、1階工場の荷受けの雨よけ、2階オフィスの日除けと憩いの場に、
バルコニー奥のサッシ向こうに見えるトラスは、オフィスを緩くゾーン分けし、1階の工場の無柱空間を支えます。
自立した1階の看板は、エントランスの防風壁に、
これらの機能がそのまま形として現れるファサードは、直線的でダイナミックな大通り(テクノロード)や防風林や街区と連続します。
1階の柱のないファクトリー。
2階の工場の無柱空間を支えるトラスによって緩くゾーン分けされるオフィス。
どちらの階も、間仕切壁は極力既製品のパーテーションとして、将来的なレイアウト変更に柔軟に対応できるように計画しています。
現在は製造ラインや家具の設置など別途工事が進行中。ヘルツ電子の皆さんと3年をかけて作り上げたイノベーションファクトリー、4月下旬に予定されている稼働が楽しみです。
現在は製造ラインや家具の設置など別途工事が進行中。ヘルツ電子の皆さんと3年をかけて作り上げたイノベーションファクトリー、4月下旬に予定されている稼働が楽しみです。
本日の音楽: Goat Girl [ On All Fours ] 09 Anxiety Feels
最近のお気に入り。エレクトロニックな感じもありつつアコースティックでジャジー。ボーカルの声は低くてちょっとダーク。とにかくいろいろツボでよく聴いています。
美しくて透明なレコード。
Fleet Foxesの新作「Shore」のLPが美しすぎ。
クリスタルクリアヴァイナル仕様で、
D面には花柄のエッチング加工が。。。
サブスクはもちろんCDでも味わえない楽しみ。
本日の音楽: Fleet Foxes [ Shore ] 03 Can I Believe You
とてもあたたかくて希望に満ちた楽曲群。これからの季節にもピッタリ。いつまででもエンドレスで聴いていられるアルバムです。
10日前の満開。
年度末3月29日、満開の事務所の裏山のサクラ。
今日は、、、4月7日。
新年度もあっという間に一週間。
裏山のサクラはすっかり散ってしまっていて、、、
こんな感じで時間が過ぎていくと、
気が付いたら夏になっていた、なんてことになってしまいそう。
本日の音楽: Weezer [ Weezer (The White Album) ] 01 California Kids
最近も多作なWeezer。新作がまだ発表されたばかりですけれど、5月にはもう次の作品がリリースされるとのこと。ホワイトアルバムは2016年の作品。夏をイメージすると思い浮かぶアルバムのひとつ。
希望と期待しかない。
生演奏とミュージックビデオ的演出が融合したライブは、オンラインを逆手にとった発想で、とても勇気づけられるものだったのですけれど、、、 やっぱり生で観たいし聴きたいし、 それが今もなかなか叶わないのは、やっぱり辛いですよね。。。 でも、こうしてパッケージされ実態化されたとんでもないクオリティのブックレットからは、素材感や重量感やディテールと一緒に作り手の皆さんの情熱がこれでもかと伝わってきて、とっても温かい気分になりました。 以前のように、以前以上に、素敵なライブが沢山開催される日が早く来ますように。
本日の音楽: サカナクション [ SAKANAQUARIUM 光 ONLINE ] 06 ワンダーランド
サカナクションのライブで演奏される曲は、いつもスタジオ音源にかなり近いアレンジ。生演奏ならではの熱量と丁寧さが同居していて、これがまた大好きなところ。